化粧下地は、ファンデーションなどのベースメイクに必要なお肌の土台作りといえます。
もちろんそれだけでなく、化粧下地はお肌のツヤや血色を良く見せる効果もあります。
しかし乾燥肌の場合、いくら化粧下地を使用しても、化粧のりが悪く、白い粉をふいてしまうことはありませんか?
そこで、今回はそんな状態を改善するために、乾燥肌にオススメな化粧下地をご紹介します。
乾燥肌にあった化粧下地を選ぶ
化粧下地はクリームタイプやリキッドタイプ、さらにはテクスチャやコントロールカラーなど様々な種類があります。
その中で、私たちは自分の肌に合った化粧下地のタイプを選ぶことが大切です。
乾燥肌の場合は、以下の成分が入った化粧下地を選ぶことで、保湿をしっかりと行うことができ、化粧仕上がりも改善できるでしょう。
・セラミド
肌には、細胞間脂質(セラミド)、天然保湿因子NMF、皮脂という3つの保湿成分が備わっています。
これらの中でも、角質層に存在している細胞間脂質(セラミド)は、肌の水分量の80%を保持してくれる重要な保湿成分です。
そのため乾燥肌の改善には、不足したセラミドを補うことが大切です。
・コラーゲン
コラーゲンはタンパク質の一種で、セラミドと同じく肌に潤いを与える保湿成分のひとつです。
本来コラーゲンは、私たちの肌の真皮層に存在しています。
肌の真皮の約70%を占め、肌の弾力を生み出し、ターンオーバーをスムーズに行う役割を果しています。
このコラーゲンは、水分の吸着性や包括性に優れている親水性で、肌の潤いを保持する役割も果しています。
・ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は、セラミド、コラーゲンと並び、肌に潤いを与える重要な保湿成分です。
なんと、1gで6リットルもの保湿力を持つと言われているほど、保湿力に優れています。
美容成分としてのヒアルロン酸は、細胞間を埋める役割を果しており、角質層の水分量を保持してくれる効果があります。
日頃のスキンケアを改善しよう!
保湿成分入りの化粧下地を磐石のものにするために、日頃のスキンケアを改善し、化粧崩れを防ぎましょう。
肌の保湿が不足していると、化粧下地の伸びが悪く、ムラが出来てしまう恐れがあります。
保湿成分の入った化粧水や保湿クリームでスキンケアを行い、お肌が潤った状態で化粧下地を使用することをオススメします。
化粧下地はメイク仕上げを良くするための重要な土台です。乾燥肌に合った化粧下地を選び、化粧のりを改善しましょう!