乾燥肌を改善するには原因を知ることが大事!

乾燥肌を改善する前に、まず乾燥肌とは何かを知ることが大切です。

私たちの肌は、角質層に存在している細胞間脂質(セラミド)、天然保湿因子NMF、肌を覆っている皮脂の3つの保湿成分によって肌の潤いを保っています。

乾燥肌は、これらの保湿成分が様々な原因によって失われ、肌の角質層の水分量が20%以下になった状態を指します。

また、角質層の水分量や細胞間脂質(セラミド)が減少してしまうと、角質層の結合力が弱くなり、角質細胞の形がいびつになってしまいます。

角質細胞の形がいびつな肌は、キメが粗く、スカスカの状態なため、その部分が破れやすくなり、カサカサ肌を引き起こします。さらに、、肌表面に角質細胞が白い粉(鱗屑)として浮き上がってしまい、粉をふく原因にもなります。

このように、肌の保湿成分が不足してしまうと、肌には様々な問題が起こります。

では一体何故、肌の潤いを保持している保湿成分が失われてしまうのでしょうか?

乾燥肌を改善するためには、まずは保湿成分が失われる原因を知ることが大切です。

 

乾燥肌になる原因は?

乾燥肌の原因である皮脂の分泌量の低下や、細胞間脂質(セラミド)の減少は何故起こってしまうのでしょうか?

乾燥肌の原因①:湿度

 

私たちの体からは常に目に見えない水蒸気が蒸発しており、肌の水分が失われています。

この現象を経皮水分喪失といいます。

経皮水分喪失によって失われる水分量は、湿度が低い程多くなります。

これは、湿度が低いと空気中に含まれる水分が少ないため、肌の水分が蒸発しやすいのです。

余談ですが、夏の湿度が高い時って暑く感じませんか?

私たちは汗をかくことで、汗が蒸発する際の気化熱により体温を下げています。

しかし、湿度が高いと空気中に含まれる水分が多いため、なかなか汗が蒸発せず、体温を下げることができません。

そのため、湿度が高い時、私たちは暑く感じてしまうのです。

さて、話は戻りますが、一般的には湿度が50%を切ると経皮水分喪失が多い状態となります。乾燥肌の改善にはお肌に最適な湿度65%~75%、最低でも湿度60%はキープしたいですね。

乾燥肌の原因②:水分過多

実は角質層は潤い過ぎてしまう(水和状態)と、角質細胞間の距離が拡大されるため、水分が逃げやすい状態になってしまうのです。

また、入浴や洗顔時には、皮脂や角質層の保湿成分が流れ出てしまいます。

皮脂や保湿成分が流れ出てしまったことで十分な保湿機能を失った角質層が外気に触れると、角質層の水分が蒸発してしまうため、肌の乾燥が起こりやすくなります。

さらに、角質層が水和すると角質細胞が水分で膨張し、ふやけてしまいます。

ふやけた角質は通常よりも柔らかくもろい状態になっているので、めくれやすくなり、めくれた角質層から水分が蒸発してしまうため、乾燥が起こります。

入浴や洗顔の方法を改善し、適度な保湿を保つことを心がけましょう。

乾燥肌の原因③:睡眠

肌の保湿因子で最も重要な役割を担っているのは、細胞間脂質です。

角質層に含まれる水分のうち約80%が、この細胞間脂質によって保湿されています。

細胞間脂質は肌のターンオーバーの過程で生成されるため、

充分な細胞間脂質が生成されるためには、ターンオーバーの周期がしっかりと整っていなければなりません。

そして、このターンオーバーの周期を整える重要な因子が成長ホルモンの分泌です。

成長ホルモンは睡眠中に分泌されるため、睡眠不足に陥ると成長ホルモンも分泌されません。

そのため、肌のターンオーバーが乱れてしまい、細胞間脂質が十分に生成されず、角質層の保湿因子が減少してしまうことで肌の乾燥が起こります。

乾燥肌の改善には十分な睡眠が必要なのです。

乾燥肌の原因④:加齢

私たちは、加齢と共に汗や皮脂の分泌量が減少していきます。

そのため、汗や皮脂から生成されている皮脂膜が十分に生成されません。

皮脂膜とは、私たちの肌表面を覆っている天然の保護クリームで、肌内部の水分の蒸発を防ぎ、また外部からの刺激や細菌などの侵入を防いでくれます。

つまり、加齢によって皮脂膜が上手く生成されず、肌内部の水分の蒸発を防ぐことができないため、乾燥肌が起こります。

また、加齢と共に乱れるのは汗や皮脂の分泌量だけではなく、ターンオーバーの周期も遅くなってしまうのです。

このターンオーバーの乱れによって、細胞間脂質などの保湿因子が十分に生成されず減少し、角質層内に水分を保持することが出来ず、肌の乾燥が起こります。

以上から乾燥肌の改善には、『湿度』、『適度な保湿』、『睡眠』、『エイジングケア』が必要であることが分かりました。

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